私は高校卒業後、昨年の5月にパートとして信栄税理士法人に勤めました。簿記や会計、税法について何の知識もありません。仕事内容は電話の受付、領収書等の整理、伝票入力など、補助的仕事です。今年になり所得税の確定申告時期を初めて体験しました。その中で、気付いたことや驚いたことを書いてみます。
病院で支払ったお金は全て控除になると思っていました。しかし、予防接種の費用、体に異常が発見されなかった場合の健康診断費用は医療費控除の対象にならないこと。通院のための交通費(バス・電車に限る)、薬局で買った市販薬(レシートに病気名を記入する)は医療費控除の対象になる。医療費控除に関する税法の規定の説明で一冊の本になっていて、その内容を理解するのにかなり時間を取られました。今後、他の税法の勉強の専門的知識を得るためには相当の努力がいると思いました。
申告書の電子送信業務をしました。3分ぐらいで10件程の申告書を送れます。普通申告では添付必要書類の提出が電子申告の場合は提出が省略出来るので便利です。また、税務署に行かなくても良いので時間ロスもありません。会計事務所以外にも国税局の申告プログラムを使って申告している人も多いらしい…
国が税金をスムーズに取るために一つの制度があります。期限内に申告出来なかった場合、期限後申告になり、この場合、本来の納税額に上乗せして納付する罰則的な税金として、15%の無申告加算税と延滞税を取られます。
なるべく早い時期に自分で申告書を作成出来るように、少しずつ確実に学習しなければならないと感じました。頑張るぞ!!!