フリーランス新法が２０２４年施行予定です

フリーランスの方が安心して働ける環境を整備するため、
①フリーランスの方と企業などの発注事業者の間の取引の適正化と
②フリーランスの方の就業環境の整備を図ることを目的としています。
違反行為について調査、勧告、命令、検査等をすることができるとされ、命令違反および検査拒否等は５０万円以下の罰金に処されます。
また、法人には両罰規定がありますので、注意が必要です。

法律の内容

委託事業者とフリーランス事業者の間の「業務委託」に係る事業者間取引を対象として以下のように定められました。

※従業員とは、短時間・短期間等の一時的に雇用されるものは含みません。
週労働２０時間以上かつ３１日以上の雇用が見込まれるものをいいます。

さいごに

今後、発注事業者はフリーランスに対し、「業務内容」「報酬」「支払期日」等の取引条件を書面等に明示する必要がある他、上記表にある通り就業環境の整備を行わねばなりません。
施行までに業務委託をしている相手が対象フリーランスにあたるかを確認し、必要に応じてトラブルを未然に防ぐべく書面等の受渡しのルール決め等を行って頂ければと思います。